空の境地かなぁ

経営不振や不祥事の罰則などで給料を減らされた時、
意外と身動きが取れなくなるのは元々給料の多かった人です。
元々14万円くらいしかもらってなくてそれで充分やってた人からすれば、
70万円貰っていた人が50%減の35万円になったところで、
別段どうということはなさそうに思えます。

しかし毎月50万円以上も浪費するような生活をそれまでしていて、
かつボーナスも高額商品の支払いに全て充てていたとしたら、
35万円程度では当然どうしようもなくなってきます。
加えてそういった人はそれまでろくに貯金などしていませんから、
不意の給料カットにどうすることもできなくなってしまうのです。

一方で14万円の人が10万円程度に減ったところで、
意外となんとかなるものです。
節約はお手のものですし、貯金もそれなりにあることが多いからです。
高額商品についても、そもそも手を出してないことが多いですからね。